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待合室
ゆるやかにつながる待合室は4つの場所に分けられます。
特に外待ち合いは大型犬も快適に過ごしていただけるように、とても広いスペースです。
ネコちゃんもニガテなワンちゃんと顔を合わせずにお待ちいただけます。
待合室では、モニターにより現在の待ち人数を確認することがてきます。
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眼科/超音波室
スリットランプを使った眼科検査や、エコー検査をするための部屋です。
エコー検査は、全身麻酔をかけたり痛みを感じさせずに腹部や心臓の病気を診断する装置です。
当院の患者様はもうご存知だと思いますが、「下痢、嘔吐」「頻尿、血尿」「心臓に雑音がある」「妊娠診断」など
様々な場面で活躍している装置です。
特に勤務している獣医師たちの得意な検査であるため、短時間で正確な診察が可能です。
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レントゲン室
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デジタルX 線画像診断システム、いわゆるCR(Computed Radiography)装置を導入しています。
・2015年より、DR(Digital Radiography)方式のワイヤレスX線デジタル撮影装置を導入しました。
レントゲン検査にかかる時間が短縮され、高画質・高精細な画像が撮影できるようになりました。
入院室
ワンちゃんの入院室は普通の入院ケージが18 部屋、超大型犬でも入院できる専用部屋が1部屋、小型犬の酸素吸入が可能なケージが2部屋あります。
ネコちゃんは専用部屋を用意し、ストレスなく入院することができます。入院ケージは8部屋あります。
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ICU
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いつでもスタッフが対応できるように、ナースステーションのすぐ隣にあります。酸素吸入や救急治療が必要な動物達が入院することができます。
2018年に新しいICUを導入いたしました。自動的に酸素・温度・湿度を管理することができ、今までよりも重症な動物たちの管理ができるようになりました。
ペットホテル
入院室とは完全に別の部屋になりますので、安心してお泊まりすることができます。合計18 部屋用意していますので、急なホテルにも対応することができます。
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トリミング室
広く快適なトリミング室になっています。
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CT検査室
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
おざき動物病院では、2013 年病院のリニューアルと同時にCT を新しくしました。
GE(ゼネラルエレクトリック)製16 列ヘリカルCT という装置で、以前よりも短時間で撮影ができ、診断能力も格段に向上しました。
CT ではレントゲンでは見つからなかった腫瘍や、頭の中を撮影することができます。
また3D 画像を構築して手術前にシュミレーションを実施し、より正確で安全な手術ができるようになりました。
手術室/手術準備室
手術室には手術台及び、全身麻酔器を2台設置しており緊急的な手術にも常に対応できます。
手術準備室でも歯石除去や、簡単な縫合処置などが出来るように全身麻酔器を1台設置してあります。
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
- オリンパスSurgical Tissue Management System サンダービート
- 止血に優れているバイボーラ高周波エネルギー(電気メス)と、組織の切開、剥離に優れている超音波エネルギー(超音波メス)を同時に扱うことで、一本のデバイスで血管の止血と組織の切開・剥離操作が行えます。
これまでは電気メス、超音波メスを手術の場面に応じて使い分けてきましたが、サンダービート1本が両役を担うことで、手術の『安全性』と『迅速性』が向上しました。超音波メス同様に『縫合糸を使わない手術』が可能であり、今まで以上に安心につながる手術の実施が可能になりました。
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- オリンパス超音波手術システム(SonoSurg)
- 超音波振動によって、組織や血管を癒合(シーリング)したり腫瘍を吸引したりできる装置です。
「縫合糸を使わない」「麻酔時間の短縮」「痛みの軽減」など動物達の負担を軽減できます。
今までは手術できなかった腫瘍(癌)を、超音波により乳化・吸引して安全に摘出することができます。
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- 電子内視鏡
- 夜間診療や、救急で来院されるワンちゃんで特に多いのが「何かを間違って食べてしまった」という誤食です。
その際に力を発揮するのが、内視鏡いわゆる胃カメラです。この装置のおかげで、開腹手術で取り出さなければならなかった「異物」を鉗子でつまんで摘出することができます。
その他にも、慢性的な吐き気や下痢、血便の原因を調べるため胃や腸の組織を採取することができます。
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- 全身麻酔器
- 手術や検査をする際の麻酔を安全に行いたいという思いから、ドレーゲル製のファビウスプラスを導入しています。
チワワ等の小型犬でも対応できる、最高レベルの人工呼吸が可能です。その他にも、大学病院での麻酔科を卒業した獣医師が常勤しており、全身麻酔の危険性を限りなく低くできるように努力しています。
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- ライカ手術用顕微鏡
- 「より繊細で」「より確実な」手術が実施できるように、手術用顕微鏡を導入しております。
顕微鏡を使用する外科は通常の手術とは異なり、マイクロサージェリー(微小外科)とよばれ、肉眼では見えなかった神経の病気や血管の縫合、尿管結石の摘出など、以前よりも視野が鮮明で明るく手術ができるようになりました。
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- 歯科診療機器(VIVA ace)
- 歯周病で苦しむどうぶつたちが年々増えています。人間と同じように、どうぶつたちにも高齢化の波が押しよせてきているのだと感じます。歯科治療の際に大活躍してくれているのが、この歯科用ユニットです。
高性能マイクロモーターや超音波スケーラーが使用でき、多くのどうぶつたちの歯を守ってくれています。
参考までに、当院では年間253頭(2017年実績)の歯科処置を実施しております。
セミナールーム
多目的に使えるように、とても広いスペースになっています。患者様対象のセミーを開催したり、
外部から講師の先生をお招きして、病気の勉強会をしたりとても便利に活用しています。
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